2019 ninja H2 フィルムコーティングのご依頼です。
大阪府からの輸送にてお承りです。
今回のフィルムは瞬間自己修復フィルムSPF01で仕上げさせていただきました。
メーターとキーシリンダーはSRフィルムとなります。
下側がSPF01フィルム
↓
上がSRフィルム(熱で傷が消える)下がSPF01です。ノーマルボディやガラスコーティングは上のSRフィルムより傷が入ります。
横張 清宣さんの投稿 2018年9月8日土曜日
2019 H2 は自己修復塗装のハイリーデュラブルペイントが施させており、
ペイントプロテクションフィルムも世間一般の物は使えないと当店は判断しております。
また、ガラスコーティングも特定の物しか受け付けないと判断しております。
ハイリーデュラブルペイントは 塗装面が柔らかく、モチモチしています。
自己修復するといいますが、実は本当に軽微な磨き傷しか修復しないみたいです。
下の画像はお預かり時から消えてない傷を撮影したものですが、何日経っても消えません。
推測ですが、このハイリーデュラブルペイントは表面の傷修復コーティング層の厚みが約3ミクロン前後。
少し深い傷が入ってしまうと画像の通り修復しないようです。(もしくは修復に多大な時間がかかる)
ですので、SPF01 みたいに真鍮ブラシなどでこする作業をすると傷は一切直りません。
SPF01の傷修復機能は10~15ミクロンありますので、そこを突破されない限り傷はつかないのです。
一般乗車でつく傷は体が接触する部位で平時3ミクロンの傷が付きます。
そこに砂が入りこむと5ミクロンほどの傷が、
飛び石などが入ると70ミクロン前後の傷が入ります。
自己修復プロテクションフィルムでは普段の乗車では傷が入らず、
飛び石などの異物も下地に到達させない可能性が非常に高くなります。
ですので、ハイリーデュラブルペイント・自己修復塗装といえどもプロテクションフィルムは非常に有効という事になります。
さて、自己修復コーティングが仮に5ミクロンほどの塗装だとして、研磨で傷取りが正解だと思いますか?
答えはNOだと思います。
自己修復塗装で消えない傷がつきました → 研磨で消しました = 自己修復しない塗装ができあがります
今回施工するフィルムの型は以下の通り。
フロントフェンダの範囲拡大とテールランプはオプション扱いになります。
施工完了です。
カバーをかけて出発待ちです。
次に施工する2018 H2 との野外対比です。
どちらが施工済みか分かりますか?
輸送業者様にお渡しして作業完了です。
ご利用誠にありがとうございました。