KTM1190アドベンチャーのコーティングです。
茨城県の笠間市からわざわざお越しになってくれました。
「とにかくフィルムを貼ってもらいたい」という内容でした。
もう何台も乗り継いでいるが飛び石などでメチャクチャになるのを今回は絶対防ぎたいとの事。
また、スポークコーティングも依頼されました。
今回はフィルムを貼っている箇所がすごい量になっておりますのでプレビューデータが見えにくいですが、ご了承ください。
フィルムのカットラインがデーター上ですとたくさんありますが、実際はカットラインは最小限に調整しております。
フィルムにストレスがかからないラインで1枚で貼れるものは1枚貼りという事です。
メーターももちろん貼っております。
あまりにもごちゃごちゃ見えるので不透明金属にしました。
ガードの裏も念入りにフィルムを貼ります。実際は1枚貼りです。
フロントフェンダです。サイド部分は実際は1枚で貼っています。
テールカウルです。実際は1枚で貼っています。
マフラーもガード部分を2重にフィルムを貼りました。
お客様いわく「カウルの端のラインとの並行もキッチリでていて まるで純正」との事です。
フィルムを施工後、ホイールをスポークコーティングの為に外します。
さらに研磨しなくてはならないのでディスクなどもすべて外します。
ここまでやるコーティングショップは他には無いでしょうね。(笑)
そして研磨スタート スポーク1本1本磨きます。ちなみにホイール1本3時間くらいかかります。
磨き終わったら脱脂して、リダクションガスプライマー(フレイムコーティング)をします。
フレイムコーティングは前の記事をご参考下さい。
そのあと1本1本ガラス剤を手塗りします。上記の記事に載っていたガラス剤と同じものを塗ります。
スポークホイールは錆が進行すると車体の価値が激減します。
そうなる前に樹脂ガラスコーティングで覆ってしまうという内容です。
基本的には錆びなくなります。
他店の「スポークホイールにガラスコーティングして錆防止」という内容は「長期」という言葉が完全に欠落している「短期モード(数か月)」ですので、
エンドユーザー様を騙す悪質な嘘ですのでご注意ください。
スポークコーティングが完了したら、ホイールを組み付ける前に下回りガラスコーティングを行います。
見てのとおり複雑形状のスイングアームその他ですが、
ガンでリアルコーティング5を施工した後に、リアルコーティング7を手塗りします。(オプション)
ガラス剤の濃度は一般バイクショップの有名ガラスコーティングの8倍ほどの濃度です。
良くCR-●とは違うのですかという質問を受けますが、
一般のバイクショップやパーツ量販品店の店員が缶スプレーで塗装するのと
塗装専門ショップが行う塗装はレベルが違うのがすぐにお分かりいただけると思いますが、それと同様です。
ガラスコーティングは見えない塗装と同様です。
下地処理がいい加減だったり、溶剤が薄かったりすると効果はもちろん長持ちしません。
また、その後の取り扱いの説明ができないショップは言語同断です。
見えないからズルしやすいんでしょうね。
ホイールをセットして完成です。
ご利用誠にありがとうございました。