VFR800F のコーティング依頼です。
6000Kmほど走っている車両で、
メニューはリセット研磨 フルフィルムコーティング 下回りガラスコーティングです。
今回はフィルムの型をたくさん採寸する為、研磨前にラインだし等を行います。
パソコン内部ではなく現物でラインだしをする理由は 実際貼ったときにどのように物体がボディに当たるかを予測し、
貼りやすく、スタイリッシュに、カットラインが見えにくいようにフィルムデーターを作るためです。
パソコン上のデーターだと 実際 目に見えるボディラインと違う見え方をするので、カットラインを決める上で手間はかかりませんが、
実物の光の入り方などを考慮し、必ずライン出しを実物で行います。
この作業を含めても手採寸でトライアンドエラーをしながらフィルムを大量に消費し、出来上がる型とはかかる時間もはるかに少ないですし、
結果としましても、性能が違う物が出来上がります。
ここまででしたら他のコーティングショップでもできると思うのですが、
3Dデータにするという過酷な状況で挫折すると思います。
タンクのセンターを決めるに当たって、目視にて邪魔になるものはオーナー様の許可をいただき除去します。
基本的にすぐに手にはいるデカールやタンクパッドがこれに当たります。
すっきりしました。
そして3D計測
メーターやヘッドライト ホンダのロゴもフィルムガードします。
2D切り出し
リセット研磨後、3Dフィルム施工
ではリセット研磨スタートです。
研磨前はこんな感じで小傷が目立ちます。
では再生研磨スタートです。
色がソリッドのため、画像では傷が無くなった感が余出ませんが。
実際は新車以上の輝きが出ます。
下の画像はマスキングにて傷の変化具合をチェックしたものになります。
すべての研磨完了しました。
このオーナー様はオートバイの扱い方を良くご存知で、ボディの傷も最小限に留めており、
とても綺麗なボディ状態でした。
特に下回りの汚れ等は新車に近い綺麗さでした。
正直こんなに綺麗な使用車両は初めて見ました。
そしてフィルム施工します。
タンクは継ぎ目が入っているのですが、
こちらの画像が継ぎ目になります。
フィルム施工してあるのですが、とても綺麗です。
こちらがフィルムの端の部分になります。
とても綺麗です。
安心してください貼ってありますよ。
メーターも貼った後は透明度も上がりました。
貼る前(他のVFR参考)
貼った後
念入りにボディ洗浄した後 数日乾燥
それから下回りアクアミカガラスコーティングに入ります。
溶剤はリアルコーティング5(良くあるガラスコーティング剤の4倍ほど濃度が高いもの)を施工します。
アンダーカウルを外してフィルム部分にマスキング
他店でフィルムにガラスコーティングをかけているショップがありますが、
フィルムに施工できるコーティングは基本手塗りの限られたタイプです。
つまりマスキング無しで施工しては良くありません。
ホイールも回しながらコートするため、少しリフトさせます。
今回のパターンは下にジャッキを入れますが、
もちろんエキパイに負荷がかからないラインで行います。
フロントアクスルのセンターが貫通しているタイプはその穴でリフトさせますが、
今回はスライダーが装着されていたのでこのような形を取ります。
完成です。
今回は施工対象キャンペーン車両の最初の1台目の為、施工工賃は無料です。
●研磨代
●フィルム代(工賃サービス)
●下回りガラスコーティング代
の請求となります。
フィルムの型は販売予定ですのでお気軽にお問い合わせ下さい。
ご愛顧誠にありがとうございました!