バイク フィルムコーティングについて 説明しようと思います。

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今回は他店が行っている外装の一部分にフィルムを貼る行為と

当店のフィルムガードシステムの違いを説明したいと思います。

 

なお、ボディの大部分をフィルムで覆うフィルムコーティングというジャンルを日本で導入しているのは当店のみとなります。

2015年現在

 

 

まずお客様とのヒアリングから違います。

 

他店はフィルムの設計 作成 施工技術の観点から、

バイクに貼れる部位はタンクの最小限部位もしくはテールカウルの最小部位などに貼ると思われます。

つまり貼れる部位はあらかじめ決まっていると言っても過言ではありません。

ですので、「タンクのこの部分にフィルムを貼るのはどうでしょう?」という提案をしてきます。

 

 

当店はアッパーカウル サイドカウル タンク テールカウル その他の部位フィルムが貼れる形状でしたらフルオーダーでお受けできます。

もちろん実用重視で考えますので、

防汚効果の高いガラスコーティングと防傷効果の高いフィルムコーティングを織り交ぜながらのご提供となります。

 

 

 

次にフィルムを作成するに当たって「採寸方法」「フィルム切り出し」が違います。

 

他店は「転写紙」などを使い一箇所ずつ型を鉛筆などでなぞり作成、その「転写紙」をフィルムに転写して「はさみ」や「カッター」などで手作業で切り出します。

手作業の為、「形」や「切り口」等に必ず不具合が出ます。

左右対称の形状もできませんし、切り口が目立つフィルムが出来上がってしまいます

また、訂正もミリ単位で行う事ができない。

データーのデジタル構築などできませんので、改善も感覚によるところが多いです。

 

施工しているショップは知っていると思いますが、

フィルムと言うのは紙などに比べて柔軟性に富んでいる場合が多く、

紙の採寸と実際にフィルムを施工するのとでは誤差が大きく出ます。

そこを修正したりする作業に時間を費やすので、

時間がかかるばかりか狙ったとおりの形状に1度で決めるのはものすごく難易度が高い作業です。

ですので大抵は失敗します。(当店基準で)

 

 

採寸に時間がかかるため、飛び石が当たるアッパーカウルや ブーツが当たるテールカウルなど、複雑な形状の部分は要求に答える事ができません

ですので、「フィルムを貼る必要がない」と回答してくる場合があります。

その際に「ガラスコーティングで傷防止するから大丈夫」という事を言ってくる場合もあります。

 

 

当店は採寸は「3Dスキャナ」及び「3Dデジタイザ」等の三次元計測装置を使用します。

DSC09728

上記はイメージです。

デジタルで計測し、フィルムの柔軟性を計算に入れ、0.1mm単位で採寸。

転写紙と違い、3Dで計測し、パソコン内部の仮想空間にて作業をするため、

実際にフィルムを貼ったときに誤差がほとんど出ません。

DSC09741

DSC09740

 

採寸と同時にパソコンにデータをデジタル化入力し、改良&データ構築していきます。

 

↓上記と違うデータですが、このような内容でデータ構築します。。

DSC08395

そのデータを元にプロッターという機械で正確にマシンカットします。

 

データがあるので同じ型でしたらすぐにご提供できるところもポイントです。

 

 

ガラスコーティングは目に見えないので、施工に失敗しても判別しにくいものです。(研磨は別です)

 

しかし、フィルム施工はフィルムの質はもとより、採寸技術 施工技術がはっきり目で見えます。

そういったことでフィルムの施工を嫌がる もしくはできないコーティングショップが多いです。

結果 そういったショップは施工の数が少なくなり、自動的に技術力や設備投資 知識等が上がらなくなります。

 

参考までに当店のフィルム施工は従来の手作業に比べて

10倍以上正確な採寸を、約10倍以上速く、

10倍以上正確な切り出しを、約100倍以上の速い時間で行います。

採寸3時間→20分 切り出し10分→6秒

 

 

 

 

当店はコーティングショップとして早くから「ガラスコーティングと傷」の矛盾をこの業界にはっきり提言してきました。

「ガラスコーティングで傷防止にはならない」

ではどうするか。

そこで「プロテクションフィルム施工」が必要になると判断しました。

 

フィルムコーティングでは「採寸時間」や「切り出し時間」に多くの時間を費やします。

なので「デジタル3D計測」&「機械切り出し」を採用するという内容で作業しております。

結果、お客様の満足度向上に繋がっていると確信しています。

 

 

「コーティングしても意味無いよ」という方は多くいらっしゃいますが、

時速200Kmでも飛び石傷が付きにくくなる 乗車傷低減などの効果がはっきりと目に見え

最終販売価格が向上するコーティングともなれば「コーティング=意味がない」とは言えないと思います。

 

つまり「自己満足に近いガラスコーティング」から「実用重視で本当に意味のあるコーティング」に変わる

それがフィルムコーティングです。

 

 

賢いお客様は気づき始めています。

下の画像は実際のH2オーナー様です。

H2は傷が目立つ為、フィルムコーティングしないとこのようにタンクに手を乗せる事も躊躇します。

 

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他の車種でもデジタル採寸の為、もちろんお受け賜りできます。

お気軽にご相談下さい。

 

フィルムコーティングは

●ヒアリング能力

●設備能力

●フィルムの品質

●採寸技術

●データ改善技術

●プロッターにての切り出し技術

●フィルム施工技術

すべてを高次元で要求してきます。

 

 

フィルムコーティングという新ジャンルを是非体感してください。

 

ちなみに当店はガラスコーティングにも力を入れているショップです。

 

ガラスコーティングも自信があります。

ガラスコーティングを否定することは一切ありませんが、

「ガラスコーティングは防汚」 「フィルムコーティングは防傷」と言うことを知っておいて欲しいのです。

そのことを踏まえた上で長くバイクとお付き合いして頂ければと思います。

 

当店は 必要な部位に本当に必要なコーティングを施します。

 

よろしくお願いいたします。