カワサキ W650 のガラスコーティング依頼です。
多忙の為ブログアップが遅れていまして申し訳ありません。
今回はガラスコーティングのご依頼だったのですが、
タンクにバックをのせたり ツーリングで距離を走る使い方がメインとの事なので、
タンク&サイドカバー&メーターはフィルムコーティングをし、
スポークはサビなどの腐食から守りたいとのことなので、スポークコーティングコース
さらに下回りは汚れが簡単に落ちるようになる下回りガラスコーティングを致します。
まずは研磨からスタート!
タンクを半分磨いてみました。
この車両は元々ピカピカで新車のような塗装状態だったので、余り変化はしませんが、
このような状態でも磨くとやっぱり違うもんなんです。
右側が磨いた側です。
小傷もそうですが、くすみも取れます。
ピカピカです。
サイドカバーも磨く前はこんな感じです。
足がすれるのでタンクよりも傷が入りやすいんですよね。
半分磨きました。
次はスポークを研磨します。
専用特殊研磨剤を調合したラインテープにて一本ずつ研磨します。
研磨前
研磨後
ピカピカです。
サスペンション研磨します。
研磨前
研磨後
ここで洗車します。
細かいところも歯ブラシで脱脂洗車します。
乾燥したら次はフィルムを貼ります。
タンクキャップもすべて含みます。
タンクキャップのフィルムはこんな感じ
もちろんパソコンでデザインして機械でカットします。
はい!貼りました!
といっても分かりませんので、解説します。
こんな感じで5枚貼ってあります。
ほぼフルカバーです。
サイドカウルの画像は撮り忘れてしまいました。
メーターもフィルムガードします。
採寸は0.1mm単位でしますので、もちろんピッタリです。
小傷もこんなに消えるんです。参考にしてください。
施工前
施工後
施工前
施工後
これで本体に傷はもう入りません。
私的な感想ですが、SPフィルムを使いボディコーティングするとフィルム上に入る傷の雰囲気は
通常ボディに比べて1/100ほどに傷の入るスピードが落ちます。
10000Km走った車両でもフィルムは100Kmほど走ったような綺麗な状態。
ましてはフィルムの下にあるボディはもちろん新品状態です。
賢い人は依頼してきています。
ここからスポークコーティングになります。
単純にスポークにガラスコーティングしても金属でなおかつ光沢があるため、定着率が著しく下がります。
ですので、当店はフレイムボンドと言うものでプライマーコーティングしたのちに、
厚み10ミクロン硬度9Hの金属用のガラスコーティングを1本ずつ塗ります。
(消費者を騙しているよくある9Hガラスコーティング剤ではありません)
日本でこれを行っているコーティングショップは当店だけです。
これでバーナーの炎でコーティングします。
火力調節します。
炎を使うと言っても加熱するわけではなく、ガラス剤を瞬時に定着させるので
対象物が傷んだりしません。
そのほかガラスコーティング剤が定着しにくい母剤にもフレイムコーティングします。
フレイムコーティングした後、ABAC電動温風ガンでアクアミカガラスコーティングします。
ちなみにホイールのハブと
リムは違うガラスコーティングを施します。
「金属にもガラスコーティングできますから!」そういう売り込みしているコーティングは注意してください。
「ピカピカな金属なものほどコーティングはのりません」当店ははっきり提言します。
「ガラスコーティングは塗装と同じ」
ボディが劣化しない次世代ガラスコーティングを目指して日夜頑張っています。
取りに来たオーナーさんも大満足な様子でこちらも嬉しいです!