GPZ900R サンクチュアリで作られた車両のご依頼です。
上周り研磨後 ガラスコーティング 下回りガラスコーティングのメニューとなります。
お預かりしたときは小傷が沢山ありましたので、
まずは軽研磨にて傷の取れ具合をチェックします。
次に研磨用のマスキングをします。
研磨スタートです。
まずはスクリーン 傷だらけですね。
こちらも半分軽研磨にて傷を取ります。
正しい機材と知識があればコンパウンドは1種類でOK
ダブルポリッシャーで打痕が最後まで取れないショップはコンパウンドの特性を理解していない証拠です。
(打痕とは右側にある照明器具の光のフチにうっすら見えるモヤのような線傷 ダブルポリッシャーで柔らかい物を最終研磨をする際に付く場合がある。
ダブルポリッシャーを普段使わない職人さんはこれが消せないので ダブルポリッシャーがダメと決め付ける傾向にある。)
研磨はこれくらいのレベルの傷になると天井は黒で無いとが見えないので天井の色が重要です。白い天井は絶対ダメ。
こちらが研磨後です。
光のフチのモヤのようなものはカメラによるものです。
テールカウル研磨前。
研磨後
その他外装も磨きます。
当店は塗装を削り過ぎないようにしますので、深い傷はなるべく追いません。
バイクの見た目がピカピカになり、お客様の満足度とボディの塗装状態 価格がマッチするように作業します。
もちろん傷を完全に追うことはできます。
価格があがり、ボディの塗装状態の限界が近くなっても良いのならば一言お申し付け下さい。
ピカピカになったら マスキングを剥がして洗車します。
洗車後はガラスコーティング用のマスキングをします。ガラスコーティングのマスキングは飛散防止なので適度でOKです。
今回このGPZにかけるガラスコーティングは発売予定の新ガラスコーティングです。
タイプA(仮称)
2液を混合するタイプで、片方が硬化剤で~などという旧タイプではありません。
第5世代に当たる最新のガラスコーティングです。
瞬間的に塗装面に純シリカ結合させ、超撥水コートを展開するもので、施工後20分で雨天走行Okです。
混合後も液体は2日ほどは使用できます。
ボディを触った感じはテフロンコートされたフライパンのようなさわり心地です。
ガソリンやパーツクリーナーでも表面がダメになりません。
膜厚はほぼありませんが、今までのガラスコーティング剤と理論が違うため、
純シリカ膜がガラスビーズ組成を軸にシロキサン結合する為、耐久性は抜群です。
このコーティングは 施工から1ヶ月は超撥水 6ヶ月までは強撥水 1年までは撥水 1年半までは疎水 その後は親水になります。
完全室内保管でもそのような状態に変化します。
施工したてはハイモースコート(この商品はフッ素系ではないですが) 疎水段階からアクアミカ系のCR-1 のようなものとお考えいただいて結構です。
効果は3年ほどは持続します。初期の撥水状態に戻したい場合はこのコート剤を再度塗布するか マジックガラスコーティングを施工下さい。
塗布後1分でなんと表面がつや消しになります。
つや消しになるため、塗布し忘れが防止できます。
拭き上げは従来の物と違い 生クリームを拭くような感触で、
インターバルタイムをミスしても今までのように拭き上げ不可になったりするリスクが飛躍的に低いです。
つや消しになっているため、拭き上げし忘れミスが目視で簡単にチェックできます。
ムラにももちろんなりません。
拭き上げすればアクアミカ系のガラスビーズと シロキサン系の樹脂コートが結合した ヌルヌルスペシャルボディの完成です。
ここから下回りガラスコーティングの為に、上周りをマスキングします。
今回は リアルコーティング5を施工します。
専用下地処理剤もきちんと使用します。
ガンで念入りに施工したら マスキングを剥がして完成です。
ご愛顧誠にありがとうございました!!