カワサキH2の鏡面ボディの扱い方で皆さん困られているようで、相談の連絡が度々来ます。
よく聞いてください。
「H2の鏡面ボディに傷防止効果目的でのガラスコーティングはほぼ意味がありません」
「ガラスコーティングによって傷防止効果はほぼ向上しません」
「しかもガラスコーティングによって傷が入りやすくなる可能性もあります」
傷が入りやすくなるガラスコーティングは ガンなどで施工するポリシラザン アクアミカ系の
ガラスコーティングです。C○-○やクォーツガラス○○などが代表ですが、
この手のガラスコーティングは表面の摩擦係数が上がりますので、傷が入りやすくなります。
H2のボディはプラスティックメッキの上にクリアコートが入っており、傷が反射により、2倍透過して見えます。
さらに黒のボディなので、線傷がさらにはっきりと目視できるようになりますので、
傷の具合としては通常のボディより約4倍見える様になると解釈しています。
対策としましては、身体が触れるタンクや、飛び石が当たるカウル前面部分 カバーがこすれるカウルの側面側 跨ぐときに足が触れるテールカウルは
対傷性能が高く、透明度が高く、なおかつ平滑性が高いフィルムを貼る方法が一番です。
当店のSPフィルムを施工すると小傷も同時になくなります。
傷取りしなくても施工可能です。する場合は研磨後、フィルム施工となります。
せっかくのプレミアムボディが いい加減なガラスコーティング業者や知識不足のバイクショップのせいで傷だらけになるのが正直悲しいです。
また、「人に見せるバイクは常に綺麗にしておきたい」と言うのが人情。
「このバイクが買える人はお金持ちだから塗り直ししたりパーツ変えれば良い」との意見も聞きますが、
塗り直ししたり、パーツを変えたりしている時間は乗れなくなるし、そういうことを言う人はこのバイクの傷の入るスピード感を全く理解していません。
「H2 11万円でガラスコーティングしてもらった!」 → 数日で傷だらけになっちゃって悲しい
「ガラスコーティングしたら傷が入りにくくなるって言ってましたよね」といっても
「傷が入りにくくなるデーターがあるから間違えないです 笑顔」
といった感じで業者は逃げる。
まぁその業者さんの説明不足なんですが。
一言でいうとH2の鏡面ボディに傷防止効果を狙ってガラスコーティングしても意味ない。勿体無いとしか言えない。
付け加えますが、当店はガラスコーティングの専門店でもあります。
もちろんガンで施工できるコーティングもすべてできます。
それを踏まえた上で、
エンドユーザーさんが一番納得、満足する作業を提供しています。
防汚効果を期待してのガラスコーティングは良いのですが、
対傷効果向上をメインにうたって エンドユーザー様を騙して
高額商品を売りつけるその詐欺ともいえる商法に対して憤りを感じています。
H2に施工する、下周りのガラスコーティングは「汚れが落ちやすくなる」
という意味は確かにあります。それは知っておいてください。
当店も下回りには低圧温風電動ガンでガラスコーティングを施工します。
ただし、ボディには傷対策として特殊ポリウレタンフィルム(SPフィルム)を施工致します。
フィルムを貼らないという方は、正しい洗車をし、極力洗車以外は触らない。
鏡面ボディの摩擦係数を極力下げるコート剤を掛けることをお勧め致します。
当店はフィルム施工部位もそれ以外の鏡面部位も
マジックガラスコーティング剤で極端に摩擦係数を下げるように致しております。
H2オーナーさんお気軽にご相談下さい。
正しい知識を持ったH2ユーザーさんが続々と来ています。
正しい知識&取り扱いを持って 楽しいバイクライフを送ってください。